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これって虫さされ?赤ちゃんの虫刺されの症状と対策とは?

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赤ちゃんが虫に刺されると肌が赤く腫れたり水泡ができたりします。

かゆみを伴う虫さされだとかゆがって機嫌が悪くなったり、赤ちゃんが患部をかきむしって化膿することがあります。

ひどくなるととびひや小児ストロフルスになることもあるので、注意しなければなりません。

また、虫刺されと一言で言っても、原因となる虫は
例えば、蚊、ダニ、ノミ、蜂、ムカデ、毛虫、ブヨ、クモ、蟻など様々です。

特に蜂などの場合、痛みや患部が赤くなるだけでなく、呼吸困難や意識障害を起こし、最悪の場合生命の危機を伴うアナフィラキシーショックを起こす場合があり、注意が必要です。

ここでは赤ちゃんの虫刺されの特徴やそれぞれの虫による症状と対策についてご紹介します。

赤ちゃんは大人よりも腫れやすい

例えば、大人が蚊に刺されてもせいぜい1cm程範囲がプクッと膨れるくらいですが、赤ちゃんの場合は大きく腫れる場合があります。

つまり、赤ちゃんの虫刺されは大人の虫刺されよりも重い症状が表れやすいのです。

もちろん、個人差や刺された虫の種類などにもよります。

急に我が子のお肌が腫れあがったりしてびっくりされるケースもあるかと思います。

もちろん、毒性が強い虫による虫刺されであることも考えられますので、楽観視はできませんが、赤ちゃんは蚊に刺されたくらいでも大きな腫れが生じること場合があるということは頭の片隅に入れておきましょう。

虫の種類と刺された際の症状や対処法

夏は昆虫の活動が活発化しやすく、普段の生活でも虫刺されが起こりやすくなります。

また、夏休みなどでアウトドアや山登り、海や川などに行った際には普段とは異なる虫さされが発生しやすくなるため、虫刺されの原因となる虫や症状・対策に関する最低限の知識は知っておいた方が良いでしょう。

蚊(カ)に刺された場合


蚊にも種類があります。主にイエ蚊(アカイエカ)とヤブ蚊(ヒトスジシマカ)がいますが、デング熱やジカ熱を媒介する恐れのあるヤブ蚊には注意が必要です。ヤブ蚊は山などに生息しますので、アウトドアに行く際などは注意しましょう。

蚊はメスが血を吸います。

血を吸われると吸われた箇所が発赤し、痒みが生じます。

蚊は種類は異なれどどこにでも生息しているので一番身近な虫刺されと言えます。

室内の際は蚊取り線香やベープを、屋外では虫除けスプレーなどを利用して蚊対策を行い、刺された場合は、痒くて掻きむしってしまいがちですが、かくのはよくありませんので、痒みを抑える為、市販の外用薬などを利用すると良いでしょう。

ダニに刺された場合


ダニもたくさんの種類があります。
家の布団や枕、ソファー、カーペットなどどこにでもいますが、人を刺さないヒョウヒダニ(チリダニとも呼ぶ)は刺しはしませんが、死骸や糞がアレルギーの原因となります。

そして、湿気が好きで、粉ものの食品などに繁殖するコナダニ。コナダニも人を刺しません。

カーペットや畳にはツメダニと呼ばれる、ヒョウヒダニやコナダニをエサにするダニが繁殖しやすくなります。血を吸われることはありませんが、咬まれることがありますので、注意が必要です。刺されてすぐに痒みは起こらず、1日後以降に赤くなり痒みが生じます。

ツメダニ対策としては、エサとなるヒョウヒダニやコナダニを増やさないようにすることが必要です。

ネズミなどに寄生するイエダニというダニは人の血も吸うので注意が必要です。夏時期に多くなります。刺されると感染症を引き起こす可能性があります。

屋外にいるダニとしてはマダニがいます。山や公園、庭などに生息しており、人を咬みます。
咬まれた状態で無理に剥がすとダニの口が残ってしまう可能性があるため、無理に摘み取らず、医療機関を受診しましょう。

マダニも感染症を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

対策としては、肌の露出を抑え、マダニ除けに効く虫除け剤などを活用します。

ノミに刺された場合


ノミは犬や猫に寄生して血を吸います。種類としてはネコノミとイヌノミがいます。

家で飼っている犬や猫を清潔に保ってあげていても、散歩の際などにノミが付着する場合がありますので注意が必要です。

ノミに刺されると、強い痒みが生じ、水ぶくれや赤く膨らんだ湿疹が出来ます。
刺されてすぐより、1日後以降にかゆみが生じやすいです。

ノミ用の駆除剤などを用いて予防しましょう。

蜂(ハチ)に刺された場合


蜂にも種類があり、身近で見かけるミツバチやミツバチ科に属する大きめの蜂のクマンバチ(クマバチ)、そして凶暴性が高いことで知られるスズメバチなどがいます。

特にスズメバチは大変危険です。
スズメバチに赤ちゃんが刺されて呼吸困難や意識障害が出たらすぐに救急車を呼ぶ必要があります。

同じ種類の蜂に初めて刺された時よりも2度目に刺された際の方がアナフィラキシーショックが起こりやすいため危険です。

蜂刺されの主な症状は強い痛みと腫れです。

刺された場合には針が刺さっていたらピンセットを使って針を抜き、水で洗い流し、早めに病院を受診しましょう。

ムカデに咬まれた場合


ムカデは草むらや落ち葉の下、植木鉢の下などに潜んでいますが、家の中に入ってくることもあります。

刺すというよりムカデの場合は咬むのですが、咬まれると毒を出され、咬まれた箇所に炎症が起こり、強い痛みが生じます。

屋外で見つけた場合には触れないように気を付けましょう。室内で見つけた場合にはムカデ駆除用のグッズを利用されると良いでしょう。

咬まれた際には場合によっては痛みやしびれの他、発熱などが起こる場合もあるため、病院を受診しましょう。

また、虫刺され対策として一般的に患部を冷やすという対処法がありますが、ムカデに咬まれた場合には絶対に冷やしてはいけません。さらに毒を抜こうと吸い出すのもNGです。

熱に弱い毒なので、43℃以上で火傷しない程度のお湯のシャワーなどで流しましょう。

毛虫に触れた場合


毛虫は多くの場合蛾(ガ)の幼虫です。※蝶の幼虫の場合もあります。

毛虫の中には毛に毒があり、触れるだけで赤い湿疹と強い痒みが生じたりします。

椿の木で見かけるチャドクガやサクラの木などで見かけるドクガが有名で触れると強い痒みが続きます。

毛虫は種類によって触れた際の症状が異なり、強い痛みが生じる毛虫もいます。

毛虫を見かけたら決して触れないようにすることが大事です。

庭などで毛虫が繁殖している場合は、子供が毛虫に触れないようにするため、早めに殺虫剤などで対処しておきましょう。

繭の時点で見つけることができた場合には、その時点で除去しておきましょう。

毛虫に触れて湿疹や痒みが生じた場合には、水で洗い、病院を受診する、もしくは塗り薬など外用薬を利用すると良いでしょう。

ブヨに刺された場合


ブヨは地域によって呼び名が変わったりして、ブユとかブトとも呼ばれます。

見た目はハエに似ていますが、蚊と同じ様に血を吸いますが、山や高原に生息していますので、山登りやアウトドアの際には注意が必要です。

刺されてすぐではなく、半日程経過するにつれ、赤い湿疹が表れていき、痒みが出てきます。

まず、ブヨに刺されないように肌の露出を少なくすることが対策となります。

ブヨに刺された際には、患部を洗って清潔にし、痒みを抑える外用薬などを利用しましょう。

クモに咬まれた場合


蜘蛛は見た目から敬遠されがちですが、ほとんどの種は人に対して無害です。
そのため、何もしなければ問題ありませんが、まれに咬まれることがあります。

日本に元々いる毒蜘蛛としては、カバキコマチグモがいます。
咬まれると痛みが生じ、水ぶくれ等の症状が表れます。

普通の蜘蛛の場合はもし咬まれても赤い湿疹や少しの痛みが生じるくらいですが、カバキコマチグモは毒蜘蛛なので咬まれると強い痛みが生じるので、病院を受診しましょう。

また、他に毒を持つ蜘蛛としては、セアカゴケグモがいます。

外来種で元々は日本にいませんでしたが、現在は日本でも目撃されるようになっていますので、注意が必要です。

セアカゴケグモに咬まれるとアナフィラキシーショックを起こす場合がありますので、咬まれた際には病院を受診しましょう。

クモの駆除グッズなども販売されていますので、そういったアイテムを利用して蜘蛛対策をされると良いでしょう。

毒蜘蛛でない蜘蛛に咬まれた場合は水で洗い患部を冷やして塗り薬を付けておくと良いですが、何の種類の蜘蛛に咬まれたかわからない場合も多いと思いますので、不安な場合はすぐ病院を受診しましょう。

蟻に咬まれた場合


蟻(あり)も何もしなければ特に問題ない蟻がほとんどです。

ですが、まれに蟻に咬まれる場合もありますので、蟻に触れないようにしましょう。

咬まれると蟻の種類によって症状は異なりますが、炎症が起き、痛みや痒み、水ぶくれなどの症状が表れます。

咬まれた際には患部を水で洗い流し、冷やした上で外用薬などを使って痛みや痒みを抑えましょう。

そして、最近ニュースにもなっていましたが、外来種のヒアリという毒を持つ蟻も日本で目撃されるようになっていますので、注意が必要です。

ヒアリに咬まれると強い痛みや痒み、膿、蕁麻疹などの症状が表れ、場合によってはアナフィラキシーショックが起こり、命の危険があります。

火蟻に咬まれた場合はまずは安静にする(30分くらい)こと、そして容態を見て変化があるなどの場合は病院を受診するというのが咬まれた際の対処法のようです。

ヒアリかそうじゃないかの判別は難しいと思うので、とにかく蟻には触らないようにしましょう。

虫に刺された際の一般的な対処法

赤ちゃんが虫さされになった場合の一般的な対処法としては、まず刺された患部を石けんで洗い流し冷水で濡らしたタオルをよくしぼってから患部に当てて冷やします。

患部をよく冷やした後(※例外もあり)で赤ちゃん用の市販のかゆみ止めや痛み止め等の外用薬を塗るようにしましょう。

赤ちゃんが虫に刺されたらこのようなケアを行うとかゆみや痛みを抑えることができ、掻き毟りによるとびひなどの症状へと悪化することを抑えることができます。

しかしこのようなケアを行ってもかゆくて掻きむしってしまう場合があるので、赤ちゃんの爪を短くしておくことが大切です。

またお世話を行うママやパパの爪も短く切っておくのもいいでしょう。

赤ちゃんが虫に刺されたら赤ちゃんの手を清潔にしておく必要があります。

赤ちゃんの手を清潔にする方法としては、こまめに濡れタオルで手を拭いたり手洗いをする方法があります。
これらの対策をしておけば化膿防止につながります。

赤ちゃんの虫刺されは予防が大切

赤ちゃんの虫さされのケアをするのは大切ですが、一番重要なのは虫に刺されないように予防することです。

赤ちゃんと公園に行ったり散歩したりする場合は、ベビー用の虫よけ薬を使うようにしましょう。

ベビー用の虫よけ薬の使い方としては、使用前に説明書をよく読むことが大切です。

虫よけ薬の中には生後6カ月未満の乳児に使用してはいけないものや2歳未満の子どもの使用は1日1回までのものなどがあるからです。

また虫よけ薬には科学的な成分を含んでいないハーブを使った天然素材の虫よけスプレーや手首や手足に装着するリストバンド型のもの、服やベビーカーに貼るだけのものなどさまざまな虫よけグッズがあるので、子どもの年齢や外出頻度に応じて好みのものを選ぶようにしましょう。

虫よけ薬以外の対策としては、外出時にはなるべく腕や足の露出が少ない衣服を身に付けるようにすることが大切です。

虫さされの際の初期対応として毒を吸いだす時に便利なポイズンリムーバーなどのグッズを準備しておくのもおすすめです。

また室内にいても窓の開け閉めなどによって虫が侵入して赤ちゃんが刺されてしまう恐れがあります。

したがって赤ちゃんの時期は窓を開けて室温を調節するのではなくエアコンや扇風機などを利用して室温を調整するようにしましょう。

このような対策を行えば、赤ちゃんが虫に刺されるリスクは低くなります。

虫刺され対策まとめ

まず、子供と外出する場合には蜂のいそうな場所には近づかないようにして、虫よけ薬を使用し肌の露出を避けるようにすれば、安心して赤ちゃんに外の世界を触れさせることができます。

しかしどんなに注意をしていても虫に刺されてしまう場合があります。

そんな時は患部を清潔にしてかゆみ止めや痛み止めの市販薬を塗ることによって化膿やとびひなどを防げます。

特に痒みは掻き毟りによる二次被害に注意です。痒いからといって掻きむしると炎症が悪化し化膿したり、とびひになったりし、重症化してしまいます。

患部を清潔にしてかゆみ止め等の外用薬を塗っても効果がなかったり、化膿やとびひ等悪化した場合は、自己判断せず掛かりつけの皮膚科や小児科で診てもらうようにしましょう。

[最終更新日]

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