乳児湿疹ケアナビ > 乳児湿疹以外の子供の皮膚疾患 > 乳幼児を突然襲う蕁麻疹!症状や原因は?治療法と対策を解説

乳幼児を突然襲う蕁麻疹!症状や原因は?治療法と対策を解説

Pocket

蕁麻疹(じんましん)とは、お腹や足など皮膚の一部が、蚊に刺された時のように盛り上がる病気です。

皮膚の膨らみは赤みを帯びていることが多く、短い時間に体中に広がるケースもあります。

通常は強いかゆみを伴いますが、特徴的なのは一時的であることです。

消えるまでの時間は数分から1日程度とさまざまでありながら、いつのまにか跡形もなく消えてしまうという点は共通しています。

虫刺されや湿疹などとの違いは、この一過性である点と、皮膚がジクジクしていない(乾いている)点だと覚えておきましょう。

蕁麻疹の場合は、跡が残ることもまずありません。

皮膚が何らかの刺激を受けた場合に、血液中の白血球から「ヒスタミン」という蕁麻疹の原因物質が多く分泌されます。

体内に増えたこの物質が皮膚内部の毛細血管に働きかけることによって、血液中の液体が血管の外に漏れ出すものと考えられており、これが蕁麻疹の際のみみず腫れのような膨疹と呼ばれる皮膚の盛り上がりの正体となります。

蕁麻疹の原因には、アレルギー性のものと非アレルギー性のものがあり、代表的なのは食物に対する反応です。

エビ・カニ・そば・果物などアレルギー性が強い食品で蕁麻疹が出る場合は、食べるたびに症状が現れるものですが、たまたま食べた肉・魚・野菜なども、体調によっては血液に反応して蕁麻疹をもたらすケースがあります。

食べ物以外に原因が潜んでいることも少なくありません。

例えば、急に皮膚が温まった場合に起こる温熱蕁麻疹や、逆に急に冷えたことによる寒冷蕁麻疹など、温度が問題となる例もあります。

入浴後や運動後などで体が温まって発汗した際に起こる「コリン性蕁麻疹」と呼ばれるタイプは子供に多く、比較的小さなポツポツとした皮膚の膨らみが特徴です。

その他にも、日光や摩擦・振動などの外部刺激によって引き起こされる場合もあれば、解熱鎮痛剤・咳止めなどを服用した時に副反応として現れることもあります。

特定の植物に触れたり、虫に刺されたりすることで症状が出るケースのほか、稀に、甲状腺や肝臓など内臓の病気の関与も疑われるので注意が必要です。

目に見えるものだけではなく、ストレスが引き金になるケースもあるので、原因の特定は難しいかもしれません。

一度蕁麻疹が出ると、くり返し症状が現れてしまうお子さんもいます。症状が出た直前に、いつも同じ食べ物や環境に接していないか振り返ってみると、原因が判明する場合もあるので、日頃からよくお子さんの様子を観察することが大切でしょう。

皮膚科や小児科には、特定の物質に対してのアレルギーがあるかどうかの検査を行っている所も多くあります。

血液検査で原因がわかることもあるので、かかりつけ医などに相談するのは有効です。

蕁麻疹の対策の1つ目としては、原因として認定されたもの・疑わしいものを、生活の中からなるべく排除することが挙げられます。

2つ目は、ストレスのかからない規則正しい生活と栄養バランスの良い食事を摂ることです。

蕁麻疹が出て、お子さんがひどくかゆがった時は、かきむしって悪化させないよう手にミトンなどをはめてあげましょう。

患部には冷たいタオルをあててあげるとかゆみが和らぐこともあります。
※寒冷蕁麻疹の場合は冷やすと逆効果となります。

皮膚症状に対しては、薬でコントロールすることが可能です。

ただし、自己判断で市販薬などを使用せず、信用できる医療機関で相談のうえ、正しく薬を処方してもらうことをおすすめします。

クセになりやすい蕁麻疹は、早めに受診するのがベストですが、特に受診を急がなければならないケースもあります。

蕁麻疹の中には、体内に入り込む深刻な症状もあるので覚えておきましょう。

腸に蕁麻疹ができた時には、おう吐や腹痛・下痢を伴うことが多く、気道の入口付近にできた場合には、呼吸が苦しくなります。

もしもお子さんにこのような症状が見られたら、ためらわずに急いで受診するようにしましょう。

[最終更新日]

関連記事

ベビーソープおすすめランキングbest5

ベビーローションおすすめランキングbest5

乳幼児を突然襲う蕁麻疹!症状や原因は?治療法と対策を解説

Copyright© 乳児湿疹ケアナビ All Rights Reserved.